前橋市のページで公開されているデータからグラフを作成した。
焼却灰(飛灰)に含まれるセシウムの量は、半減期で期待されるとおりに低下している。最初の1年間の低下は急だったが、その後ゆっくりになっている。セシウム137の半減期が30年だからだ。
【“放射能汚染の経年変化(前橋市)”の続きを読む】
杉野ほか(2007) 1000 nGy/h = 1 uSv/h
「測定器を直接地表面に設置して測定を行った」と書いてある。地上1センチでの値は、理論上は2倍になるが、じっさいには地表の凹凸や放射能のムラのせいで1.3倍程度になることが多い。平均0.028マイクロとすると、その1/1.3は0.021マイクロだ。関東地方の地上1メートルで測った数値から引くべきバックグラウンドは0.02マイクロだと思っていいだろう。私の地図の0.125マイクロ線は、追加汚染0.100マイクロシーベルト毎時を表していると考えてよい。
【“関東地方の地表ガンマ線(2011年3月事故前)”の続きを読む】

室蘭工業大学の河内邦夫さんによる自転車測定、2012年11月(
オリジナルページ)

同、2013年3月(
たねいち整形外科のページから)

かばきち @tokabakichi 作図
岩手県盛岡市から神奈川県茅ケ崎市まで。文科省のデータは3月19日からしか公開されていないので、21日のピークが著しい。関東地方はどこもヨウ素襲来を受けている。しかしこの時期より前の3月15日に、より多量のヨウ素が東京に襲来してた。東京都産業労働局が世田谷で毎時測定した大気中のヨウ素が下図だ。単位はBq/m3。

3月15日09-12時の3時間に屋外でどれだけ吸ったかで、今回のヨウ素被ばくはほとんど決まった。成人は1時間に1m3の空気を吸うそうだから、世田谷で3月15日午前を外で過ごした人は、400ベクレルのヨウ素131を吸いこんだ。子どもの呼吸はその半分だそうだから、200ベクレルになる。

内山牧場。草地の上は0.1マイクロ程度なのだが、
そばの林の中で測ると、0.8マイクロ。群馬に向いた東側です。長野に向いた西側は0.3マイクロ程度。

モミ属。
【“長野県佐久市の内山牧場で0.8マイクロ”の続きを読む】

鉾田市の厳島神社 1.5マイクロ

ひたちなか市の橿原神社 1.6マイクロ

ひたちなか市の那珂湊運動公園南 1.4マイクロ
・すべてクリアパルス社のA2700による数値。ホリバ社のRadiなら25%増しになります。
【“周囲より1マイクロ以上高いスギ林(茨城県内)”の続きを読む】
View スギ林の放射線 in a larger map・スギ林の高さは、10から15メートル。
・林の北側がひどく汚染されている。
・汚染帯の中のスギ林は、芝生の汚染の10倍から3倍。汚染帯の外のスギ林は芝生の1.0倍から1.5倍。2.0倍を超えることはない。汚染帯の幅は5キロ程度。
・地上1メートルで1.154、地表で1.305マイクロ。放射線量に大きな違いはない。
・この汚染は、2011年3月21日に引き起こされた。
まとめ「
茨城県鉾田市のスギ林」
まとめ「
各地のスギ林」
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