早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

2017年2月のハワイ島

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ハレマウマウ、3月1日

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カモクナ、3月2日

ツイートまとめ


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ひできちさんと行くハワイ・キラウエアツアー5泊7日

10名様限定、ただし独身女性優先。

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第1日 NRT1950/0755HNL0955/1046ITO 夕刻成田発、正午ころヒロ空港集合。キラウエア・ビジターセンターへ、夕食はヒロ一番のレストランで(ヒロ泊)
第2日 キラウエア・カルデラの火山地形見学、夕食はKTAスーパーマーケットでアヒポキを買ってホテルの庭で(ヒロ泊)
第3日 カラパナ海岸、溶岩すくい。ホテル着22時(ヒロ泊)
第4日 サドルロードを通って西海岸のビーチへ、夕食は有名なポークチョップを召し上がれ(キャップテンクック泊)
第5日 コナで各種アクティビティに参加。おみやげはコナコーヒー。(キャップテンクック泊)
第6日 朝コナ発 KOA1051/1135HNL1310/
第7日 午後成田着 1700NRT

・日本航空だと11万1530円。
・ホテル1泊8000円、2人部屋。
・レンタカー負担1万円
・コナの延泊可。

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子どもたちのキラウエア火山

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ホーレイパリの下でペレの毛を探す。お風呂で使うスポンジのようなレティキュライトもみつけた。

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プウプアイのそばでペレの涙を探す。みつけた。

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アア溶岩と子どもたち。パホイホイ溶岩で万歳をする子どもたち。
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子どもたちの大冒険 キラウエアで流れる溶岩と遊ぶ

キラウエア火山見学ツアー参加者募集中

【企画中止のお知らせ】
航空券13万円を予定していましたが、17万円台しか入手できません。高すぎるので企画を中止します。(9月11日)


ハワイ・キラウエア火山は1983年1月に噴火を始めて以来、もう28年も毎日噴火しています。噴火しているという意味は、高温の溶岩を絶え間なく出し続けているということです。1年52週のうち1週か2週、地下の通路が詰まったりして溶岩が出ていないときがありますが、それ以外は毎日出ています。

このツアーで赤い溶岩が見られる確率は95%です。私はこれまで10回以上ハワイ島に行っていますが、すべて赤い溶岩をこの目で見ています。どこまで近づけるか、溶岩すくいができるかどうかは、そのときの火山の状況と社会の状況によります。

今回のツアーは2011年12月25日ヒロ空港集合で、ヒロのホテルに3泊します。2006年8月同年12月とほぼ同じコースです。家族・カップルでの参加歓迎。ただし自分でレンタカーを運転できる、あるいは運転手を手配できることが必要です。

最新情報はツイッターまとめをお読みください。

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日程
25日 夕刻成田発、正午ころヒロ空港集合。キラウエア・ビジターセンターへ(ヒロ泊)
26日 キラウエア・カルデラの火山地形見学(ヒロ泊)
27日 カラパナ海岸(ヒロ泊)
28日 朝解散
このあとは、マウナケアにすばる天文台を見に行くなり、コナの真っ白なビーチで寝転ぶなり、自由。

方法
・航空券は各自購入。中華航空が安い。
・レンタカーも各自手配
・ホテルの予約は私が承ります。1泊分のデポジットが必要。
・車4台くらいをイメージしています。

参加のそぶりを見せた人たち
・小学校教諭家族4人(ほぼ確定)
・地図師と旋盤工カップル(火山の機嫌によるらしい)
・タイガースファン(単独、確率70%)
・宇宙飛行士になりたいひと
・ヒロ在住のご夫婦

キラウエアで10年に一度の噴火イベント

いやあ、これはすごい。日曜日にヒロにいた人は、ヘリコプターでいいもの見られただろう。うらやましい。

20110306_5780_torr_A_L.jpg アメリカ地質調査所のキラウエア画像ページより

ハワイ・キラウエア火山で目覚しいことが起こりました。異常は、ハワイ時間で土曜日14時ころから(日本時間では日曜日9時ころから)始まりました。まずは山の収縮が観測されました。つづいて、1983年1月からもう28年もほとんどずっと噴火ているプウオオの火口底が急激に下がり始めました。同時に地震がたくさん起こり始めました。

プウオオは、キラウエアの中心ハレマウマウから東に延びる噴火帯(東リフトゾーン)の上にあります。1715、東リフトゾーンの別の場所から噴火が始まりました。1997年に噴火したナパウクレーターのそばだそうです。

ハレマウマウの火口底にのぞいている溶岩湖のレベルも下がったそうです。以上、アメリカ地質調査所USGSから出た情報によります。防災対策は国立公園がやっています。チェインオブクレーターズ道路閉鎖とトレイル閉鎖、だそうです。ただし、ハレマウマウには普段どおりに観光客が行ってる。 

キラウエアの地図。上から4つ目の地図のなかでNapau の文字をみつけてください。 
【問題】 東リフトゾーンは、ハレマウマウからまず南東へ向かってしばらくしてから、東に向かっています。これはなぜでしょうか。

プウオオの傾斜変化めざましい。 (いまは落ち着いている)

アメリカ地質調査所は、自分たちが何のために何をしているか、こう書いている。

The USGS serves the nation by providing reliable scientific information to: describe and understand the Earth; minimize loss of life and property from natural disasters; manage water, biological, energy, and mineral resources; and enhance and protect our quality of life.


新しい噴火割れ目が開いたナパウ火口には、前の噴火1997年1月の2年後、1998年12月に学生たちと行ったことを思い出した。貿易風で、プウオオからの二酸化硫黄ガスがトレイルを直撃するので閉口した。

いま現在のウェブカム。マグマのしぶきを噴き上げる噴火は終了したようだ。 前回1997年1月の噴火ショーも1日で終わった。

プウオオから発して地下のトンネルを10キロ流れて太平洋に注ぐシステムは、日曜日の段階でこのまま続くか断ち切られるかは1日くらい様子を見ないと判断できないとアメリカ地質調査所は書いた。そして、月曜日になってinactive(不活発)と書いている。断ち切られたかもしれない。となると、新しい地下システムがいつどこにどういうふうにできるか注目だ。

オリジナル英文。アメリカ地質調査所は、10年以上キラウエアの現状をウェブで毎朝報告している。それは十分長文であり、科学的内容があり、信頼が置ける情報だ。今回のようにめざましいイベントがあると、夕方にも報告する。

画像や動画もすみやかに提供している。そして何より重要なことは、防災対応にけっして口を挟まないことだ。市民防衛や国立公園がとった処置を間接的に伝えるのみ。アメリカ地質調査所は、火山の現状解説と近未来予測だけを科学的に述べる。とても信頼されている。

アメリカ地質調査所には、火山学で博士を取得した研究者がごろごろいる。世界で一番すぐれた火山研究所だ。その火山学者は、物理学と化学(岩石学)だけでなく地質学を専門とするひとも同じようにいて、同じように活躍している。むしろ地質学専門者がリーダーシップをとっていると言える。

アメリカでは、(日本と違って)geologistは誇り高い言葉だ。一般のひとはgeologistを尊敬している。geologistがいう言葉に真剣に耳を傾ける。自分の子どもをgeologistにしたいと思っている親が少なくないようにみえる。

2008年3月、ハレマウマウで噴火が70年ぶりに噴火が起こっていまより緊張したときのアメリカ地質調査所の対応を紹介したブログエントリ。「リスク管理には踏み込まないハワイ火山観測所」「ハワイの火山監視 国と地方自治体の役割分担」そのときの住民の声。なんとすばらしいひとたちだろうか。こういう火山文化をわが国でも持ちたいものだ。

キラウエアに行ってみたくなったひとは、12月ツアーのページ

2006年12月のキラウエア溶岩


赤い溶岩の表面を黒い皮が次々と流れてくる。皮はこの溶岩が大気に露出して冷えて固ま った部分だ。この皮が狭さく部で渋滞して天井をつくると、赤い溶岩は地下を流れること になる。溶岩洞窟はこうしてできる。溶岩洞窟は溶岩を冷却させないで遠くまで運ぶ。玄 武岩火山が大きな山体をつくることができるのは、このしくみによる。

ハレマウマウ終了?

ハレマウマウの噴火は、12月中旬を最後に終了したようだとハワイ火山観測所は考えている。残念ながらハレマウマウを満たす溶岩湖はできないようだ。プウオオからの溶岩流出は続いていて、いまは国立公園内を溶岩が流れ下っている。もうすぐ新しいオーシャンエントリーができそうだ。

ハレマウマウからの噴火は、その後復活しました。(2月13日追記)

キラウエアの溶岩が再び国立公園内へ

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ハワイ火山観測所によると、キラウエアの溶岩の主たる前進箇所が、11月18日時点で、国立公園まであと375メートルに迫っている。過去1年間は国立公園の外で溶岩前進が見られたが、まもなく国立公園内に再び戻るとみられる。これによって、観光客による溶岩見学のスタイルも変わるだろう。


真っ赤な溶岩をシャベルですくう(2006年12月25日)

ハレマウマウ火口からの水蒸気と二酸化硫黄の大量放出はまだ続いている。狭い火口の底にマグマがまだ確認できる。

ハレマウマウ展望台火口内に高温溶岩が見えた

ハレマウマウ展望台のすぐ下に火口があいたのは3月19日だった。9月5日、この火口のなかに高温溶岩が初めて見えた。ヘリコプターから撮影された動画を見ると、溶岩はぐつぐつと煮えたぎっている。

高温溶岩の表面は、地表(ハレマウマウの床)の下100メートルほどの位置にあるという。この火口では9月2日20時13分に強い爆発があった。そのあと夜間に見える火映がたいへん強くなったのがライブカメラで確認できた。ただし、3月19日以来6回の爆発で開口部が拡大して地下がよく見えるようになった効果もあるから、高温溶岩が見えたことだけでキラウエア火山の勢いが増していると判断するのは早計である。展望台火口の直径はいま65メートルだ。

今後は、高温溶岩の表面の位置が浅くなってこないかどうかを関心を持ってみつめよう。展望台火口から高温溶岩があふれ出して、直径1キロのハレマウマウをすっかり満たして溶岩湖が出現するかもしれない。

この新しい段階を迎えても、ジャッガー博物館までの観光客立入りは継続されているようだ。見物する観光客がライブカメラに写る。

ハワイ火山観測所の報道発表 (9月5日)
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