

アイスランド南部の火山噴火は、穏やかな様式に変化した。日本時間4月20日13時02分ころの様子。現地ライブカメラ画像
14日から始まった噴火は氷河の下から起こったから、マグマの熱が氷をとかして激しい爆発になった。5日たって火口内に流入する水の量が減って、穏やかにマグマを放出する段階に至った。このまま推移すれば、火山灰を成層圏まで噴き上げた14日のようなことはもう起こらないだろう。

完全に夜が明けたときの景色。日本時間14時53分。
比較のために14日噴火写真の例
![iceland-eyjafjallajokull2010-mf3945[1]](https://blog-imgs-43-origin.fc2.com/k/i/p/kipuka/2010042013262888fs.jpg)
4月20日ツイート
Author:早川由紀夫
私は火山の地質学が専門です。そのなかでも、噴火によって火山から吐き出される火山灰の分布に強い関心をもっています。福島第一原発から放出された放射能の分布は、火山灰に関する私の専門知識を応用してうまく理解することができます。
@HayakawaYukio