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ふぐさん謹製・右端が画面から切れる場合は、画像をクリックしてください。別ウインドウが開きます。
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Pdfファイル (3.7MB)
この地図(八訂版)が最新かつ最終版です。2013年2月につくりました。大中小のファイルサイズで提供しています。2013年9月に
モノクロ簡略仕様を追加してつくりました。用途に応じてお使いください。

2013年2月1日発売予定。ご注文は
こちらへ。1部200円です。
七訂版からの主要な変更点は次の通りです。
地図内容・現地調査に基づいて等値線を精密化した。とくに茨城県内を大きく変更した。
グーグルマップ・汚染の日時図を大幅に変更した。
デザイン・基本的に変更なし。七訂版を踏襲した。
・県名などに英語を付した。

電子ファイルを公開します。
・表面
pdf 5.8MB・裏面
pdf 8.6MB注記・この地図ではバックグラウンドとしての自然放射線を差し引いていない。東日本の自然放射線は0.03マイクロ程度だから、0.125マイクロ線上での福島事故による追加放射線量は0.1マイクロ程度だと思うのがよい。
転載のルール:非商用目的には自由にご利用ください。無料です。
商用目的で地図画像ファイルをこのまま利用する場合は有料です(部分切り取りも含む)。この地図画像に含まれる地図情報を利用して、その上に何か新しい地図情報を重ねたり表現に新しい工夫を施してオリジナル地図をつくる場合は、商用目的でも無料です。映像で使う場合は、その場面に「早川由紀夫」と文字表示するか音声で私の地図であることを説明すれば、無料でお使いいただけます。タイトルや解説文について私は著作権を主張しません。著作者人格権は主張します。
この地図は自由にご利用ください。私は著作権を主張しません。著作者人格権は主張します。つまり、私がつくった地図であることがわかるようにして利用してください。商業誌でも無料でご利用いただけます。(2014年1月22日変更)

▼A4サイズ簡略版
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画面表示用jpg 0.6MB
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印刷用pdf 7.4MB
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作業用ai 31MB

▼お買い物マップ中村通孝さん @N_mittaka 作成
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jpgファイル 0.076MB
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pdfファイル 0.6MB
(2013.5.29追加)
【“放射能汚染地図(八訂版)”の続きを読む】

かばきち @tokabakichi 作図
岩手県盛岡市から神奈川県茅ケ崎市まで。文科省のデータは3月19日からしか公開されていないので、21日のピークが著しい。関東地方はどこもヨウ素襲来を受けている。しかしこの時期より前の3月15日に、より多量のヨウ素が東京に襲来してた。東京都産業労働局が世田谷で毎時測定した大気中のヨウ素が下図だ。単位はBq/m3。

3月15日09-12時の3時間に屋外でどれだけ吸ったかで、今回のヨウ素被ばくはほとんど決まった。成人は1時間に1m3の空気を吸うそうだから、世田谷で3月15日午前を外で過ごした人は、400ベクレルのヨウ素131を吸いこんだ。子どもの呼吸はその半分だそうだから、200ベクレルになる。

出典
・チェルノブイリ(2005)は、2005年に行われたChernobyl Forum。
・フクシマ(早川)は、等値線とその面積の積を12.2倍する方法。
ヨウ素、
セシウム。
・チェルノブイリ(早川)も同じ方法で測定した。
面積計測は@kyakkyauhuhuhuさんによる。


セシウム137だけの比較。555kBq/m2と4uSv/hがほぼ同じ汚染だ。汚染された土地に住む人の数はほぼ同じ。セシウム134まで考慮すると、最初の1年はフクシマがチェルノブイリの3倍になる。事故としての規模(セシウム放出量)はチェルノブイリがフクシマの10倍だが、被害の程度はフクシマのほうが大きいと言ってよいだろう。チェルノブイリの人口は
1995年時点。
【“フクシマとチェルノブイリの比較(放出量)”の続きを読む】
その後の考察でセシウム137の放出総量を
5600兆ベクレルに変更しました。2013年9月

2011年3月のフクシマ事故で放出されたセシウムの総量を、
放射能汚染地図(八訂版用グーグルマップ)を使って計測した。面積測定は@pluredroさんによる。

フクシマのセシウム137がシーベルト値に寄与する割合は29%だから、1 uSv/h = 480 kBq/m2を仮定して、セシウム137のベクレル総量を、等値線とその囲む面積の12.2倍すると得られるとみる火山学における経験式(
Hayakawa, 1985)を用いて、それぞれのシーベルト等値線について計算した(0.29*480*12.2)。ただし地図が表現する2011年9月は、当初と比べてセシウムシーベルトが88%に減じているので、0.88で割って当初放出量を求めた。
その平均は
6200兆ベクレルである。ただし16マイクロ線が囲む面積は精度が悪いので除いて平均した。セシウム134も、事故当初はセシウム137と同量あった。だから、2011年3月事故によって福島第一原発から放出されたセシウム合計は1京2000兆ベクレルである。
この数値は、日本列島に降り積もったセシウムだけでなく、列島上空を通過して最終的にはグローバルに拡散したセシウムも含んだ見積もりである。ただし西風に吹かれて原発から太平洋上に直接移動したセシウムは検知できていない。しかしそれは無視できる量だったと私は考えている。地図でつかまえた量の1割か2割程度であろう。(2013年1月13日2015)
▼日本列島に降り積もったセシウムは、放出総量の何%か
16から0.125マイクロまで8つの輪切りにしてセシウム137を積算すると3160TBqになる。これは、積を12.2倍して求めたセシウム137の放出総量6151Tbqの51%にあたる。0.125マイクロの外側の陸上に落ちた分も入れれば70%にあたるであろう。太平洋上に直接移動したセシウムが2割あったとすれば、日本列島に降り積もったセシウムは放出総量の58%になる。(2013年2月6日0924)
【“セシウムの放出総量”の続きを読む】
福島市産米 給食使用きょう再開 市、安全確保へ5回検査
福島市は7日、福島第1原発事故で中止していた小中学校給食への市内産米使用を3学期初日の8日に再開すると発表した。放射性セシウムが1キログラム当たり20ベクレル未満という独自基準を設け、全量と抽出を合わせて5度の検査で安全を確保する。
国の基準は1キログラム当たり100ベクレル以下であれば食品として流通可能だが、地元食材に対する保護者の不安に配慮する。県の全袋検査で25ベクレル未満だった市内産のコシヒカリ玄米を調達し、精米工場で2回、学校給食会と給食センターで各1回の検査を行い、精米前、精米後とも市などの検査機器で検出下限値の20ベクレル未満のコメだけを使う。
市は原発事故が起きるまで市内産のコシヒカリを週3~4回の米飯給食に用いてきたが、震災で保管庫が被災し確保が困難になったのを機に、福島県会津産に切り替えた。
2011年産は使用再開を見送ったが、12年産は県全体の全袋検査に加え、検査機器導入も進んだことから安全を保てると判断した。
市教委の野地正栄教育部長は「国よりもはるかに厳しい基準と検査で、日本一安全な学校給食を提供する」と話した。
市教委によると、年間に給食で使うコメは約250トンで、震災前は使用率40.4%だった市内産食材の8割弱を占めた。
県内13市では、いわき、相馬、南相馬、伊達の4市が市外産米を利用している。
2013年01月08日火曜日、河北新報
・福島市は、市内産のコメを学校給食に使うことを2011年秋以降しばらく見合わせていて、2013年1月8日に使用再開した。
・ただし、キロ20ベクレルの独自基準を設けた。食品流通基準はキロ100ベクレル。
・いわき、相馬、南相馬、伊達の市外産コメ利用は継続する。
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