早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

大雪から7日目朝の前橋市内

2014年2月20日9時撮影。この雪は14日から15日にかけて降った。

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関越道を駒寄PAから出て上毛大橋を渡る。道路中央には雪がまだたくさん残っている。ここまで吉岡町。


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積雪深(cm)の時間変化

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2月14日バレンタインの夜に積もった雪は、平野にある都市では迅速に融けたが、気温が低い高地では融けずに居座っている。雪の被害が1日で終わったのは東京だけだ。草津・軽井沢・河口湖などの高地では春まで被害が続く。

▼観測点の標高(m)
 草津  1223
 河口湖 860
 軽井沢 999
 秩父   232
 甲府   273
 前橋   112
 東京    6
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火山リスクは低頻度大規模災害にある。

死者が100人を超える火山災害のリスト。この日本社会は山体崩壊による土石なだれを経験しているが、カルデラ破局噴火はまだ経験していない。



よく起こる火山災害で人はたいして死なない。長い目で見ると火山で死ぬ人のほとんどは、百年や万年に一回起こる低頻度大規模災害による。すなわち山体崩壊とカルデラ破局噴火である。百年や万年に一度しか起こらない災害に、この現代社会が対応できるとは思えない。平時の備えも無理だろうし、危機時の対応も無理だろう。(だからそのときが来たら、ジタバタせずに潔くあきらめて死ね。火山には勝てない。)

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日本火山のリスク評価(2014年2月改訂)

・表1 火山ごとのリスク一覧

本文

・表2 高リスク火山のリスト
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雲仙岳(986)→496
十和田湖(272)
富士山(250)
榛名山(242)→80
姶良(234)
阿蘇(210)
支笏湖(112)
浅間山(101)
箱根山(77)
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2013年の交通事故死者は、日本全体で4373人だった。日本火山全体のリスクは2203(人/年)だから、交通事故リスクの1/2である。ただし都道府県単位で比較すると、鹿児島県・長崎県・群馬県・秋田県・青森県で、火山リスクが交通事故リスクを上回る。

インドネシア・シナブン火砕流災害 2014年2月


より大きな地図で インドネシア・シナブン火山災害2014年 を表示

・シナブン火山は、世界最大のカルデラ湖であるスマトラ湖の北西にある。
・2014年2月1日11時の火砕流で、山頂か3キロ離れたSuka Meriah村にいたひとのうち14人が死亡した。
・その火砕流は、4.5キロ流れ下った。
・2010年8月27日から9月にかけて歴史時代初めての噴火をして、噴煙を火口から5キロの高さまで上げた。
・2013年9月15日から再び噴火を始め、火砕流を出していたので、住民避難が実施されていた。
・インドネシアでは、2010年10-11月、ムラピ火山の火砕流で322人が死んだ。

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