
震災豫防調査會報告 第八十七號大森房吉は、100年前、活火山・休火山・死火山を次のように区別した。
活火山:しばしば破裂して、平時から噴煙を出している火山。浅間山、霧島山、阿蘇山、桜島、伊豆大島、有珠山など。
休火山:歴史時代に噴火したことがあるが、その後、長いあいだ破裂せず、噴煙もない火山。富士山、鶴見岳、開聞岳、神津島、新島など。
死火山:硫気ばかりで、破裂しない火山。箱根山など。ただし休火山との区別はむずかしい。
たいへん納得がいく分類だ。語感に忠実だと思う。1888年噴火前の磐梯山は休火山だった述べているところは、(物理学者であるにもかかわらず)大森が、現在のみならず歴史的な視座も有していたことがわかる。また、死火山は噴火しないが地震を起こすことはあると注意喚起している。
現在の用語で活火山に相当する概念を、大森は活火山と休火山の二つに分けて表現した。私もこの表現に賛成だ。
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今年も北軽井沢のキャンプ場
スウィートグラスで、小学生の夏休み自由研究を支援する企画をします。日程が決まりました。
2014/8/12
1345コーラ弁当14502014/8/13
0930鬼押出し1130、
0945コーラ弁当1050、1345コーラ弁当1450
2014/8/14 0930鬼押出し1130、 0945コーラ弁当1050、1345コーラ弁当1450
2014/8/15 0930鬼押出し1130、 0945コーラ弁当1050、1345コーラ弁当1450
2014/8/16 0930鬼押出し1130、 0945コーラ弁当1050
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Ustreamでコーラ噴火の中継します。
浅間山をスケッチ
弁当パックでつくる浅間山の立体模型・今年は、1日3回ではなく1日2回にしました。
・コーラ噴火は15分です。これは無料で参加できます。今年も新ネタを用意しています。お楽しみに。
・そのあとの
弁当パック立体模型は50分ほどかかります。
・鬼押出しハイキングは、私が案内します。火山博物館駐車場集合解散です。
・今年のジオキャンプはありません。
・参加申込みは、
スウィートグラスのページから。7月24日開始。
・鬼押出しハイキングが2回とも満席になりましたので、もう2回追加実施します。7月27日。
・2年半かけて30万人を超音波検査した。
・そのうち437人ののどに針を刺して細胞診をした。
・その結果90人にがんが強く疑われた。
・うち51人がすでに手術した。50人のがんが確定したが、1人はがんでなかった。
・残り39人のうち37人がこれから手術する予定だという。
(2014年3月31日現在、5月19日発表)
1万人を超音波で調べて70人を二次検査に回す。そのなかから20人を選んで細胞診する。そして4人にがんをみつける。これが、いま福島県がやっている子ども全員甲状腺検査のしくみだ。
【“福島県の子ども甲状腺検査の現状”の続きを読む】

(福島県データを2014年6月30日現在に更新した。)
三県調査のがん1人は、16~18歳の女性だという。三県調査の16~18歳は全体の20%を占める。福島県調査では10%だから、年齢構成を無視してそのまま比較すると、三県調査が2倍過大評価になる。
三県調査と福島県調査で16~18歳だけを抜き出してがん率を比べると、ほとんど変わらないことがはっきりする。
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三県調査 906人中1人(0.11%)
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福島県調査 31253人中45人(0.14%)疑い含む
三県調査では、B判定44人のうち二次検査に同意が得られたのは31人。したがって、上の4割増しとみるのがよい。
福島県調査はまだ進行中だ。最終的ながん数はいまより2割程度増えると思われる。
【“甲状腺検査受診者の年齢別割合”の続きを読む】