火山のレベル2は噴火警報として伝達される。そのとき気象庁が期待する住民の行動は「通常の生活」だという。それなら警報にする意味がない。噴火予報と呼んだほうがよい。
過去に雲仙岳や三宅島などで長期間継続したことがあるが、レベル2あるいは3の火山の現状を伝える情報を毎日出すことになったとき、それは噴火警報として出されるのだろうか。もしそうなら警報の安売りにつながる。気象庁は、警告をするだけでなく、火山のいまの状態を迅速かつていねいにわかりやすく伝えることもしてほしい。
以前の火山観測情報は、住民に情報をきめこまかく伝えるシステムとして優れていた。しかし今回の改訂で廃止されてしまった。同様のカテゴリーを復活させる必要性を強く感じる。このままでは、警報を毎日出すわけにはいかないから情報の発表回数を減らす、などといったとんまなことがほんとうに起こりそうだ。
