早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

軽石は高い火口から 溶岩は低い火口から

桜島大正噴火では、300メガトンの軽石が空高く噴き出すとともに、4ギガトンの溶岩が流れ出しました。

火口は南岳の東西山腹に開きました。どちらも山頂から放射方向に伸びる割れ目火口でした。1月12日10時ころ西で噴火が始まり、その10分後に東でも噴火が始まったと記録されています。

湯之平展望台からみた北岳と大正軽石

軽石は、噴火割れ目の中でもっとも高い西火口の標高530メートル地点からおもに噴き出しました。北岳から西に伸びる尾根の上に厚い軽石堆積物がのっているのを、湯之平展望台からはもちろん鹿児島市内の城山展望台からも見ることができます。

溶岩は、噴火割れ目の中でもっとも低い東火口の標高250メートル地点(鍋山の南山腹)からもっとも多く流れ出しました。海峡を埋めて大隈半島と陸続きにした溶岩はここから流れ出したものです。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kipuka.blog70.fc2.com/tb.php/129-ed11a343
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad