早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

臨時火山情報1号 レベル3

気象庁が臨時火山情報を出して、桜島の危険レベルを2から3に引き上げました。


臨時火山情報 第1号
平成18年6月12日18時35分 
福岡管区気象台・鹿児島地方気象台
火山名 桜島
** 見出し ************
桜島の昭和火口付近の噴火活動が活発化しており、今後、従来の南岳山頂火口で発生していた噴火と同じような噴火が発生する可能性が高くなっています。
南岳山頂火口に加え、昭和火口付近での新たな火口の噴火活動に注意してください。
<火山活動度レベルを2から3に引き上げました。>
** 本 文 ************
 桜島では、6月4日から、南岳東斜面標高約800mの昭和火口付近から新たな噴火が始まり、その後も噴火を繰り返し、高さ1000mの噴煙を上げる噴火が時々発生しています。
 本日、第104回火山噴火予知連絡会で、最新の資料をもとに桜島の火山活動を検討した結果、昭和火口付近の新たな火口の噴火活動は活発化しており、今後、昭和火口付近の新たな火口から、従来の南岳山頂火口で発生していた噴火と同じような噴火が発生する可能性が高くなってきたと考えられる評価がとりまとまりました。
 このことから桜島の火山活動度レベルを、2から3に引き上げました。

 今後、従来の南岳山頂火口に加え、昭和火口付近の新たな火口の噴火活動に注意してください。
 また、さらに活動が活発化する可能性も考えられることから、今後の火山活動の推移に注意してください。

 新たな火口から噴火があった場合には、噴石の飛散範囲が従来の南岳山頂火口とは異なることに注意しなければなりません。過去の事例からみると小規模な噴火であっても、火砕流(火口縁から約1km程度流下)が発生する可能性があります。新たな火口周辺には火山灰等が堆積しており、降雨時には泥流土石流にも注意が必要です。
 なお、いずれの火口からの噴火でも、風下側では降灰等に注意してください。

 <火山活動度レベルは0~5のうち、3(活発な火山活動)です>

 次の火山情報は、6月13日(火)に火山観測情報の発表を予定しています。
 火山活動に変化があった場合には、火山情報で随時お知らせします。

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