早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

2月9-10日の火山灰放出率は60kg/s程度

2004年9月16日は、浅間山が青空を背景に静かに灰噴火した日です。軽井沢アウトレットが火山灰にまみれました。24時間で5万トンの火山灰が浅間山の山頂火口から出ました。火山灰放出率を見積もると、600kg/sになります。火山灰は東京まで達しました。

さて、これと比較して、2009年2月9日朝から翌10日夕刻までの噴出率を見積もってみましょう。噴煙の高さはずっと低いです。火口の真上にまっすぐ伸びる柱がありません。すぐ風に押し流されていました。したがって、放出率は1/10の60kg/s程度だったろうと思われます。この放出率が24時間続くと、5200トンの火山灰が空中に吐き出されます。

いまは夜間になって南からの画像情報が入手しにくいですが噴煙は弱まっているようです。おそらく10kg/sくらいまで低下しているだろうと想像されます。


February 2009 Asama ash daily (x1000kg)
01
02 20,000 02:05 bombs as far as 1 km, ashfall at Karuizawa (200 g/m2), Tomioka (50 g/m2), Chichibu (10 g/m2), Yokohama(1 g/m2); 65,000m3 missing by muon survey, a very rough estimate.
03
04
05
06
07
08
09 4,000
10 3,000 10 g/m2 at Karuizawa
11 1,000 04:00-06:00 bright glow interpreted as new lava rise; 07:59 a puff
12 200
13 500
14
15
16 200
17 100
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
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February total 29,000 ton
Compare to 180,000 ton of the 1 September 2004 explosion.

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