

(左)だいち1月30日。(右)2万5000分の1地形図。クリックで拡大する。
新溶岩湖火口の西に寄っている(1月29日撮影のだいち画像では東に寄っていた)。1300m等高線とほぼ一致する。

南東から鳥瞰した新燃岳。オレンジで着色した部分が新溶岩。火口縁は北西方向が一番低い。その地点の標高は1352mである。火口内を満たした溶岩は、そこからあふれ出して、初め北西斜面を下る。谷に達すると、向きを南に変えて谷筋に沿って流れ下る。もちろん、途中で供給が途絶えれば止まる。

西← →東
1月31日12時の火口断面。オレンジ色が新溶岩。赤色が火道。@hugujoが作成してすぐ出かけたので、私が汚いペンで加筆修正した。いまのペース(900万トン/日)が続けば、新溶岩は2月3日に火口内空間をすべて埋め立てる。
言い訳と解説:この断面図は31日1839に作成した。使えた時間が限られていたため、地図師@hugujoと私の意思疎通は不十分だった。オレンジ色新溶岩の頂上の高さはこれでよいが、上面をもっとフラットに作図すべきだった。直径500mという30日情報に引きずられた。東西にもっと広げて直径600mにするべきだった。火口の直径は700m(1日0745)

描き直しました。1月31日12時の新燃火口です。埋め立てた新溶岩は、まだマグマと言ってもよいくらい高温を保っています。火口壁と大気に接触したところだけ温度が下がって固化していますが、内部は融けています。(1日1710)


(左)空から見た新溶岩。共同通信社1月31日撮影。新燃岳では、1716年噴火のときも火口内を新溶岩が満たした。クリックで拡大する。
(右)2004年9月17日、浅間山頂火口内に現れた溶岩湖(読売新聞社撮影)。よく似ている。どちらも同心円状のしわが表面にみえる。クリックで拡大する。


@hugujo(南北につぶれているので注意)

@y_suzuki

@salixintegra さんがカシミール3Dを使って測った面積に、10mをかけて積算した。(この表の数字は15%増しのようだ)