早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

各地の汚染を把握した日時と放射能汚染地図の改訂

3月16日0709、福島市
> 福島市、28マイクロシーベルトきのう。NHK

3月24日1653、飯舘村
> 「飯館村の雑草265万ベクレル 福島、野菜を大幅上回る」(福島民報)http://ow.ly/4liLB

4月8日2231グーグルマップ
福島県教育委員会が各学校で測った数値をインターネットで公表したのをみてすぐつくった。中通りがひどく汚染されたことを知って呆然とした。

4月9日1125、柏市
> @shibalabo 3月21日に0.7に上がって、そのあとだらだらと下がっていま0.4ですね。水戸と似た挙動です。 http://ow.ly/4wxKA 柏は運悪くいっぱい落ちた場所ですね。多数の点を測ればもっと高い点がみつかりそうです。

4月21日放射能汚染地図(初版)
8、2、0.5マイクロ線のみ。福島中通りの汚染が白河の関を超えて栃木県に侵入していたのをまだ知らなかったが、柏の汚染を(無理無理に)表現した。そして、この作戦は「当たった」。市民の声に突き上げられた自治体が測定せざるを得なくなって、このあとたくさんの計測値がインターネット上に報告されるようになった。

5月21日0418、那須と日光
> 栃木県調査1266地点。北部深刻。那須町は1.2マイクロ(町調査の2倍)。深刻な汚染が日光市の山のほうまで(0.5マイクロ)。 http://ow.ly/4ZtBz

5月25日1337、群馬県川場村
> 恐れていたとおり沼田市と川場村がやられてしまっていた。群馬県5月24日発表(5月20-22日測定)http://ow.ly/52lkr

6月10日1704、一関市
> 岩手県千厩が0.24。4月に通ったあののどかな町が汚染されていた。http://t.co/3Ant7xR 女川から千厩をかすめて一ノ関に向かったルートでうまく説明できる。有壁駅付近の高濃度汚染の続報はみつからない。 http://goo.gl/maps/fAlm

6月18日放射能汚染地図(改訂版)
通常の火山灰マップと同じように8、4、2、1、0.5、0.25と逐次半分になる等値線を引いた。群馬、日光那須、一関の汚染を表現した。この版がもっとも大きな社会的インパクトをもったと自分で思う。地図としてもよい仕上がりだ。とても美しい。

7月26日放射能汚染地図(三訂版)
欧州旅行に発つ前に最新情報を盛り込んで改訂した。急いだので不細工。

9月11日放射能汚染地図(四訂版)
0.125マイクロ線を追加した。盛岡、船形山、関東山地、熱海の汚染を表現した。

(補足)川場村が深刻に汚染されているらしいうわさは、5月25日よりかなり前から聞いていた。しかし(県の測定で)確実になるまで私はひとことも言わなかった。そのころ私は線量計をもっていなかった。那須も、雨どいが高濃度汚染されている断片的情報を5月21日の10日くらい前に入手していた。

コメント

文科省UPの航空地図見ました。
奥秩父上に群馬ルートが通過したかも知れない説。
もしかしたら、考えられるのかも知れませんね。
どうでしょうか?
(さすが、読みが深い&素早いと思いました。)

  • 2011/10/04(火) 00:58:32 |
  • URL |
  • 360 #EcYvdZO6
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早川先生、いつも拝読させていただいています。
文科省のマップですと、青梅市半分が色分けされていますね。
先だって、その色分け境界線近辺の山の伏流水を
簡易放射能検査(下限限界地20ベクレル)に出しました。
結果が出たら、こちらにて報告させていただきます。

話は違いますが、『お陀仏』の話興味深いですね。
それで思いだしたのですが、
私の身内が、昔、家に強盗に入られ、背中をばっさりと日本刀で切られたのに、
強盗を追って、交番まで駆け込んだ時に謡った
伝説のどどいつを紹介します。

来(き)らぬ災難 いつでも来(き)やれ
・・・ならば来(き)たらぬ方が良い
こりゃこりゃ

昔の人は、洒脱で豪快でした。

  • 2011/10/07(金) 20:58:20 |
  • URL |
  • 青梅市民 #-
  • [ 編集]

はじめまして。
原発事故直後からしばらくは、私は正常性バイアスがかかっていたので、先生のtwitterとか怖くて冷静に読めなかったのですが、
この3・4カ月は先生の発言がとても参考になり助かっております。
正直に言うと、時折先生の率直過ぎるお言葉に吃驚してしまう時もありあすが、
政府や多くの学者が言葉を濁して国民の生命を軽んじている時代、
先生の事実に基づいた率直さがだんだん好きになっております。
これからも早川先生の研究を期待しております。
お身体に気をつけてくださいね。
これからもtwittterもblogも拝見させて頂きます。

  • 2011/10/09(日) 16:13:14 |
  • URL |
  • サンジュスト3.11 #-
  • [ 編集]

三浦半島の汚染

こんにちは、今朝TWITTERを見ましたら、浅間山に御登山中とのことで、こちらに来ました。いつも研究者の生の声が聞けることに喜びを感じております!
今朝、武田先生のブログでも、早川先生のマップの重要性を再度強調されていましたね!
一つ質問があるのですが、千葉への汚染ルートの先に、伊東のホットスポットがありますね?その間の土地、私の住んでいる三浦半島なども、あまり汚染がないように見受けられます。
先日の文科省の発表でも、東京、神奈川の汚染はとても低量で、かえって信じられません。
最近、ガイガーカウンターを購入して、自分でも計測しておりますが、汚染の流れとして、千葉から、伊東まで一続きと考える方が自然な気がするのですが、そうすると、三浦半島上空にも放射線プルームが通っていると考えられないでしょうか?
しかし、木下黄太氏の一般市民による、土壌調査でも、三浦半島からのデータは2件だけで、市民の関心の低さが伺われます。
もっと計測をさかんにし、ストロンチウムやプルトニウムの存在を明らかにすべきですよね?土壌検査も依頼したいです。
 ご意見お聞かせ願えませんでしょうか?

測定結果の報告です

青梅市の山の伏流水の放射線測定結果が来ましたので、
早速、この場を借りて報告させていただきたいと存じます。

水採取日 9月28日
分析期間 10月11日から13日
分析方法 NaI(Tl)シンチレーションスペクトロメーター法による各種分析

ヨウ素131・・・・ND
セシウム134・・・ND
セシウム137・・・ND

いづれも測定限界は20Bq/kg
測定装置:パーキンエルマー社製 ガンマカウンター2480 WIZARD2

水を採取した場所なのですが、青梅市黒沢付近です。
埼玉県の名栗村よりも南側に位置しています。
山の中を分け入った所にあるので、確定的な位置を申し上げられませんが、
文科省の航空モニタリング地図ですと、
一番色が薄い、汚染の低い地域に入っていると思います。
限界値が20ベクレルでは、本当の汚染の数値は分からないのですが、
何かの参考になればと思いました。

早川先生
もし、奥多摩方面にいらっしゃる予定がありましたら、
青梅市には、美味しい店が結構あります。
ぜひ、お立ち寄り下さい。
特におすすめは、
東青梅駅にほど近い「根岸屋」のカレーうどんです。
その近くの飲み屋さんの「海鮮茶屋 魚良」は、美味しいお刺身と日本酒が、
置いてあります。
もし、お魚はコワくて、と仰るなら、
ブランド豚の東京Xを使った鍋もありました。(予約かも)
ここら辺は、蕎麦も石臼で美味しいし、パンやピザは釜焼きで美味しいです。

早川先生
ご自身のお体の事をかえりみず、各地を測定して下さって、
本当に感謝しています。
どうぞ、美味しい物を召しあがって、バカンスに出掛けて、
お体を休めて下さいね。


  • 2011/10/17(月) 20:19:34 |
  • URL |
  • 青梅市民 #-
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