早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

軽井沢測候所の参考資料(76)

参考資料(76)

昭和46年4月10日
軽井沢測候所

火山噴火にともなう噴出物の飛距離について(その3)
(浅間山の噴火と4km制限に関連して)

このようにして4kmの制限が設けられたのでしたが、その後の11月10日に大爆発が起こったのですが、この爆発の際に火口から3.8kmも離れた血ノ滝付近に直径90cm、重さ約6トンと推定される大噴石が落下して、南北7.8m、東西6.4m、深さ2.1mもある大きな噴石穴が出来たのでした。
 登山禁止になったのが夏で、軽井沢の最盛期であったこともあって、このことに対して不満の方も多く、まして4kmという範囲については可也り疑問視される方も多かったのですが、これが事実であることがはっきりされる結果になりました。
 このようにして最初は疑問としておられた方々も4kmの範囲内が本当に危険であることを認められるようになりました。
 これより先、厚生省では昭和27年に浅間山一帯の登山歩道、避難小屋の計画が決定していましたが、この際の噴火の実態を考慮して、昭和37年には、これらの計画を中止しました。
 そうして、その後は浅間山の火口から4km以内には一切の建造物の設置を認めないということを内規として現在に到っているそうです。



昭和三十六年(1961年)長野原町道浅間線工事
昭和三十七年(1962年)浅間園駐車場整備
昭和三十八年(1963年)8月8日浅間園開園式
昭和四十二年(1967年)4月18日浅間火山博物館落成式および開館式

浅間園30年のあゆみより
浅間園は火口から3.8kmの位置にある。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kipuka.blog70.fc2.com/tb.php/46-509db88e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad