早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

公による放射線モニタリング数値の特徴

国・県・市町村など公が設置した放射線モニタリング装置は、その近傍の草地の上1メートルの数値と比べると、3分の1くらいの数値を示す場合が多いようです。草地は、2011年3月に降り積もった放射能をそのままの状態で保持しています。科学的・客観的に考えようとすると、草地の上1メートルの数値がその地域の汚染を示すよい指標になるのですが。

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飯舘村役場。公設置は0.74マイクロを示す。そばにクリアパルスを持っていくと、0.850マイクロを示した。おおむね合致している。役場の裏手に回って、草地の上1メートルで測った。3.136マイクロだった。公測定はこの24%だというわけだ。

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村役場の隣のいいたて活性化センターに、文部科学省が設置した放射線モニタリングポストがあった。数値の表示はないが、クリアパルスを近付けると1.236マイクロだった。役場裏の草地の39%だ。地表にまかれた砂の上にクリアパルスを置くと1.053マイクロを表示した。ここの地表の放射線量は地上1メートルより低い。放射能に汚染されていないきれいな砂を地表にまいた効果だ。


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福島市飯野学習センターとそれに隣接する公園。公設置の数値は0.418マイクロ。私のクリアパルスは0.384マイクロを示した。だいたいあってる。しかし、隣接する公園の草地で測ったら1.209マイクロを示した。公測定は34%だ。


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浪江町津島小学校。公設置の数値は5.641マイクロ。私のクリアパルスは5.240マイクロを示した。校庭では8.404マイクロだった。ここは、あまりの高線量のため除染効果が期待できない(ので、除染してない)。

2012年6月11日調査。

浪江町津島と飯舘村 at EveryTrail

コメント

モニタリングポストの周りは、除染をしたわけではなく、モニタリングポスト設置工事によって線量が下がってしまっただけなのでしょう。【毒】

  • 2012/06/12(火) 14:12:26 |
  • URL |
  • 鮫吉 #if0UH9Ck
  • [ 編集]

飯舘村役場のモニタリングポストについては相当丁寧に除染してから設置したようです。
知り合いの飯舘村民の方は「あんなの誰も信じてない」そうです。

  • 2012/06/12(火) 23:31:07 |
  • URL |
  • #TdqlWXtg
  • [ 編集]

浪江町に行って計測してたなんて!…

…早川さんは凄い冒険野郎ですね(笑)…僕は浪江町に滞在していた過去があるので非常に興味ありました。高濃度汚染地域だけあって空間放射線量数値もやはり高いんですね。
僕は高価な放射線測定機器をなかなか買えないので先に中国製で安価なNT6102を購入しまた更に先週、エステー㈱のエアカウンターSを購入しγ線量だけでも参考事例として自宅内やその他の場所を観るのに健康管理・自己防御の為に活用し始めています。2機種以上で毎日、一定の時間・場所で測定記録できれば尚更に参考になると思うのですが。
エアカウンターSの方がγ線は正度が高い様でNT6102は0.10/h以下の数値がなかなか出ません。ビニール袋を被せれば余計なβ線をシャットアウトして精度が増すかもしれないが僕はまだやってない。取りあえずエアカウンターSを使い自宅内(酒田市で鳥海山が良く見える)で測定したら0.05μSv/hを切る様だ。最高0.21μSv/hを表示した時もありバックグラウンドを差し引けばもっと下がるだろうが0.21μSv/hが事実なら意外に高めな低線量被曝数値ではないか!?仮にバックグラウンドとして0.06μSv差し引いても0.15μSv/hは決して低いとはいえない

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