早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

フクシマとチェルノブイリの比較(放出量)

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出典
・チェルノブイリ(2005)は、2005年に行われたChernobyl Forum。
・フクシマ(早川)は、等値線とその面積の積を12.2倍する方法。ヨウ素セシウム
・チェルノブイリ(早川)も同じ方法で測定した。面積計測は@kyakkyauhuhuhuさんによる。


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セシウム137だけの比較。555kBq/m2と4uSv/hがほぼ同じ汚染だ。汚染された土地に住む人の数はほぼ同じ。セシウム134まで考慮すると、最初の1年はフクシマがチェルノブイリの3倍になる。事故としての規模(セシウム放出量)はチェルノブイリがフクシマの10倍だが、被害の程度はフクシマのほうが大きいと言ってよいだろう。チェルノブイリの人口は1995年時点

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朝日新聞、2013年5月27日

▼都市の人口(マイクロシーベルト別)
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コメント

参考情報。Wikipedia情報の値は、フクシマは、原子力安全保安院(NISA)の2011年5月16日の発表値、チェルノブイリは、2005年のChernobyl Forumの情報を元にしている。

保安院の発表値は、その後も変更されており、2012年2月16日の発表では、I-131が150、CS-137が8.2。

TEPCOも2012年5月24日付の試算値を発表しており、これによると、I-131が500、CS-137とCS-134がそれぞれ10。

TEPCO資料は、http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_120723_03-j.pdf

このコメントのURLにある画像は、上記資料の一部を切り出したもの。

  • 2013/01/15(火) 09:44:09 |
  • URL |
  • @pluredro #-
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先ほどのコメントの資料の日本語版がありました。「5.1 放出量について他機関の評価結果との比較」に、表があります。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120524j0101.pdf
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120524j0102.pdf
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120524j0103.pdf
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120524j0104.pdf
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120524j0105.pdf

「福島第一原子力発電所事故における放射性物質の大気中への放出量の推定について」は、上記資料の5部(120524j0105.pdf)が詳しく、時系列、核種ごとの放出試算値(表8、表9)、ベント弁操作時の放出量と、その後のプルーム(東電記述ママ)の軌跡なども記載されています(別紙2-9)。

  • 2013/01/15(火) 10:12:47 |
  • URL |
  • @pluredro #-
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いただいた情報で、表と出典を書き換えました。ありがとうございます。

  • 2013/01/15(火) 10:39:45 |
  • URL |
  • 早川由紀夫 #eWKQhjJU
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@kyakkyauhuhuhuさんの面積計算結果を使って、チェルノブイリの値を追試しています。フクシマでは、セシウムシーベルトが88%減少としていますが、チェルノブイリの方は、どんな値を使いましたでしょうか? 計算の条件を揃えたいので、値を教えてください。

  • 2013/01/15(火) 16:58:39 |
  • URL |
  • @pluredro #-
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チェルノブイリ図にはセシウム137の図だと書いてあります。この図はおそらく半年から3年の間のどこかを表現したものです。セシウム137の半減期は30年ですから、自然減衰を無視できます。

  • 2013/01/15(火) 17:11:47 |
  • URL |
  • 早川由紀夫 #eWKQhjJU
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私の計算では、チェルノブイリは、Cs-137で80PBqとなりました。このコメントのURLからダウンロードできるExcelファイルに追記しました。

  • 2013/01/15(火) 17:47:42 |
  • URL |
  • @pluredro #-
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チェルノブイリ図はもともとBq/m2で書いてありますので、uSv/hを持ち出さずに直接計算してください。とてもシンプルです。
チェルノブイリ図がベクレル、フクシマ図がシーベルトだから、比較がやっかいなのです。

  • 2013/01/15(火) 17:52:18 |
  • URL |
  • 早川由紀夫 #eWKQhjJU
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Bq/m2による計算に変更し、同じ値、66PBq(セシウム137)を得ました。新しいファイルをアップロードしました。

セシウム134は、IAEAの資料にある係数(Cs-134/Cs-137=0.55)を用い、66*0.55で36PBqとしていいと思います。

  • 2013/01/15(火) 18:39:07 |
  • URL |
  • @pluredro #-
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カリフォルニア州政府のサイトに掲載されています。
http://documents.coastal.ca.gov/reports/2014/5/F10b-5-2014.pdf

フクシマでのセシウム放出量はチェルノブイリの1.8倍です。

ICRP側の学者はだんまりを決め込んでいます。

  • 2014/05/28(水) 09:55:29 |
  • URL |
  • おかだ #2B3L1McM
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