早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

桜島の火山灰

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桜島2012年の積灰。黄色線は、10, 1, 0.1 kg/m2。鹿児島県データ。 1 kg/m2が囲む面積は1050 km2だから、2012年の噴出量は1300万トン。



桜島からの積灰は1985年が最高だった。20キロ以内32箇所の年間重量。鹿児島県データ


2012年を1300万トンとして、他の年の噴出量をこのグラフから決めるとこうなる。この37年間の合計は3億6000万トン。噴火マグニチュードでいうと4.6だ。1955年昭和溶岩と同じ。1914年大正溶岩の10分の1。


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1978年から2014年までの桜島からの積灰。

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鹿児島県作成

桜島では2006年6月に昭和火口が噴火を再開して火山灰を出すようになった。南岳火口が元気だった1980年代と比べると、気象台がカウントする爆発の数は2倍になったが、積灰は半分しかない。1回の爆発の噴出量が4分の1になったのか、爆発せずに静かに火山灰を放出する灰噴火をあまりしなくなったのか。鹿児島大学の井村隆介さんによると後者だという。


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