早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

御嶽山2014年9月27日噴火で亡くなった人たち

産経ニュース 2014.10.4 12:10
【御嶽山噴火1週間】亡くなった方々、それぞれの素顔

御嶽山(おんたけさん)の噴火で、3日までに死亡が確認され、身元が特定された47人。大学進学を目指す女子高生や、責任感の強い会社員、おしどり夫婦、スポーツ好きな親子-。鮮やかに色付く山の魅力を求め、山頂に集まってきた人々の命を、山は奪っていった。


この10月4日産経記事には、そのときまでに死亡確認された54人の身元が書かれています。それを転記した上で、その後に判明したことを、新たな死亡者と生還者を含めて、青字で以下に記録します。

 【埼玉県】

 □さいたま市桜区、会社員、金子健太さん(26) 埼玉県にある損保ジャパン日本興亜の事務所で勤務。新聞の集金をしていたという女性は「言葉遣いが丁寧な優しい子で、よく世間話をしてくれた」。

 【東京都】

 ○赤いリュックの女性。産経新聞スクープ写真。左手を失いながらも、翌日12時頃救助された。2015年9月27日産経新聞に詳しい記事がある。

 □中央区、会社員、上方(かみかた)麻衣さん(31) 生命保険会社の子会社で勤務。明るい性格の行動派で、今回は2回目の登山だった。

 □豊島区、会社員、堀口英樹さん(37) 生保子会社で同僚の上方麻衣さんらと3人で登っていた

 □大田区、会社員、高田紗妃(さき)さん(29) 控えめな性格の「山ガール」。登った山の写真や満喫している様子をフェイスブックに投稿した。

 □西東京市、公務員、山上陽子さん(35) 東京都府中市の職員で、市民農園の管理運営などを担当。畑の状態をいつも気にかけ、上司や同僚からの信頼も厚かった。

 【神奈川県】

 □横浜市港北区、会社員、本多達一(たついち)さん(39) リコーの子会社「リコージャパン」に勤務。小さい頃からスキーを楽しみ、最近もアウトドアに出かける姿が見かけられていた。

 □横浜市中区、会社員、近江屋(おうみや)洋さん(26) 神奈川県厚木市の損保ジャパン日本興亜事務所で、事故対応や調査を担当していた。
 いっしょに岩陰に隠れたあかりさんに緑のジャンパーを着せてあげた。死因は気道熱傷

 □川崎市麻生区、会社員、高橋秀臣さん(41) 損保ジャパン日本興亜の社員。単身赴任中で、週末には妻と中学生の息子、小学生の娘が待つ千葉県八千代市に頻繁に帰るなど、子煩悩で知られていた。

 □厚木市、会社員、秋山浩和さん(25) 近江屋洋さんや高橋秀臣さんの同僚。損保ジャパン日本興亜では、社員9人が御嶽山の登山に来ていた。

 □小田原市、会社員、佐野秋乃さん(36) 近くの住民によると、両親と3人暮らし。「落ち着いて物静かな“お嬢さん”という雰囲気の、きれいな人だった」。よく家族と出かける姿がみかけられたという。

 【石川県】

 □白山市、無職、車古(しゃこ)正樹さん(70) 平成21年まで金沢大の教授。最近は自宅近くに借りた畑で野菜を育てたり、山が好きでフルマラソンにも参加したりするなど、活発な日々を過ごしていた。気さくで面倒見が良く、多くの人に慕われていた。

 【山梨県】

 □甲斐市、会社員、猪岡洋海(いのおか・ひろみ)さん(42) 一緒に登山したとみられる夫も行方不明。仲良し夫婦で一緒に登山などのアウトドアを楽しんでいた。高校2年の息子と3人暮らし。
 
 □58 猪岡哲也さん(45) 2015年8月1日の捜索で見つかった。聴覚障害。妻も。

 □上野原市、市職員、宮地昭さん(58) 昭和54年に旧上野原町に入庁し、山梨県の東部地域広域水道企業団の事務局長。「謹厳実直。器用さよりも熱意と勤勉さで業務に邁進(まいしん)していた」という。

 □上野原市、市職員、宮地よし子さん(56) 昭和54年、旧上野原町に入庁。昭さんとは同期が集まった新人研修がなれそめで結婚。市立島田保育所の所長として働いていた。卒園生は「誰にでも等しく愛情を注いでくれたから、みんな大好きだった」。

 【長野県】

 □塩尻市、会社員、林卓司さん(54) 地元銀行に入行後、昨年から保険代理店に出向。真面目で頼れる存在だった一方、酒が好きで、飲み会では楽しそうに家族のことを話題にしていたという。

 □松本市、無職、横田和正さん(61) 岡山県に家族を残し、普段は松本市で1人暮らし。山が好きで、環境保護への関心が高く、自然保護ボランティア団体でガイドをしていた。

 □松本市、無職、若林和男さん(66) 横田和正さんらと同じ自然保護ボランティア団体の設立時のメンバー。「明るくてみんなを楽しませる人」だったという。

 □東御(とうみ)市、団体職員、伊藤保男(やすお)さん(54) 今年5月ごろに、横田和正さんらと同じ自然保護ボランティア団体に入ったばかり。御嶽山に登るのは今回が初めてだった。

 □池田町、会社員、野口泉水(いずみ)さん(59) 長野県穂高町(現安曇野(あずみの)市)の学校を卒業後に東京で喫茶店を経営。18年前にUターンし、建設会社に勤務していた。面倒見の良さで慕われ、顧客からの評判もよかった。

 □諏訪(すわ)市、会社員、荒井真友(まさとも)さん(41) 諏訪市のセイコーエプソンに勤務。職場ではユーモアたっぷりで周囲を笑わせていた。噴火時は頂上付近にいたが、目撃者によると、自分のリュックを近くにいた女の子の頭にかぶせて守っていたという。

【岐阜県】

 □岐阜市、会社員、三浦勇さん(45) 普段から「山が好き」と話しており、今回は同僚3人と御嶽山に出かけ、噴火に巻き込まれた。高校時代の同級生によると、2月に結婚したばかりだった。

 □各務原(かかみがはら)市、無職、丹羽玲子さん(61) 御嶽山の麓の長野県上松町出身。長男夫婦が隣に暮らし、孫とよく出かけていた。夫と御嶽山に出かけていたが、頂上付近で離ればなれに。夫は救助された。

 □中津川市、会社員、関口泰弘さん(39) カーナビ大手、富士通テンで、事故防止用車載レーダーの開発を担当し、チームリーダーを務めていた。山登りが好きだった。

 □多治見(たじみ)市、無職、加納英朗(ひであき)さん(23) 学生時代の同級生3人と登山に訪れ、噴火に巻き込まれた。明るくおしゃべり好きな性格で、家族のムードメーカーだったという。

 【静岡県】

 □御前崎市、会社員、増田直樹さん(41) 静岡市内の会社でシステムエンジニアとして勤務。平成10年には長野冬季五輪の聖火ランナーを務め、妻の睦美さんと静岡市内を走ったこともあった。

 □御前崎市、契約社員、増田睦美さん(42) 夫、直樹さんとは学生時代から交際を始め、平成15年に結婚。静岡市内の郵便局で働いていた。明るく、活発で、周囲からは「むっちゃん」と呼ばれ、かわいがられていた。

 【三重県】

 □鈴鹿市、会社員、杉本健一さん(45) 住友電装に勤務し、自動車部品の製造ラインを設計するチームを統括。趣味は囲碁。同僚には「大自然でのんびりするのが好き」と話していた。

 【愛知県】

 □55 長山照利(あかり)さん(当時11)=愛知県豊田市 10月4日の夜遅く死亡確認。岩陰に隠れたときに寒いと訴えて、洋さんの緑のジャンバーを着た。外傷性ショックだったと思われる。

 □名古屋市中村区、会社員、浅井佑介さん(23) 噴火の約2時間前、優しげな表情の写真を家族に送っていた。幼いころを知る近くの住民は「元気で活発なお子さんだった」。

 □名古屋市天白(てんぱく)区、会社員、浦井広一さん(57) マンションで妻と2人暮らし。3年前に管理組合の理事長を務めた際には、防犯カメラ導入に尽力するなど、周囲に慕われていた。

 □知立(ちりゅう)市、高校生、伊藤琴美さん(18) 明るく活発な性格で、高校では4月に引退するまで弓道部で活躍。友人には「外国語が学べる大学に進学したい」と話していた。

 □豊田市、会社員、堀孝弘さん(51) トヨタ自動車に勤務。1人暮らしをしていたが、登山などに出かけた際に、旅先のお土産を隣人に贈るなど、親切で律義な性格だった。2、3年前からは自転車競技のチームにも加わっていた。

 □豊田市、会社員、水野利幸(としゆき)さん(60) 勉強熱心で真面目な性格。勤務先にも評価されていた。伊藤琴美さんら17人のグループで登山に訪れ、噴火に巻き込まれた。

 □一宮市、会社員、小笠原茂樹さん(49) 愛知県清須市の自動車部品製造会社に勤務。品質を自動管理するシステムを開発し、研究熱心な技術者として評価が高かった。

 □一宮市、会社員、所祐樹さん(26) 愛知県内の工作機械メーカーに勤務。同僚の丹羽由紀さんと交際。今回も丹羽さんと登山に出かけ、帰らぬ人となった。

 □一宮市、会社員、丹羽由紀さん(24) 交際していた所祐樹さんとは、以前にも2人で山登りに挑戦するなど、仲むつまじい恋人として知られていた。

 □愛西市、会社員、堀田秀(ひずる)さん(59) 愛西市内の土木工事会社勤務。真面目な仕事ぶりで現場監督を任された。草野球チームでは4番で捕手として活躍した。

 □愛西市、パート従業員、堀田ひとみさん(55) 秀さんとは、物静かで仲の良い夫婦として知られ、家族で野球大会の観戦を楽しむこともあった。

 □西尾市、自営業、古久根(こぐね)章博さん(45) 塗装会社を経営。元消防団員で、冗談を言って団を盛り上げるムードメーカーだった。

 □東海市、愛知県警警察官、斉藤清明さん(57) 知多署管内の交番に勤務。いつも子供たちの安全を気にかけており、地域活動にも積極的に参加、住民からの信頼が厚かった。

 【大阪府】

 □茨木市、看護師、山本奈津子さん(34) 大阪市内の病院で看護師として勤務。社会人になってから登山を始めた。2月に結婚したばかりで、夫婦そろって山が好きだった。

 【兵庫県】

 □神戸市西区、会社員、松井貞憲さん(47) 富士通テンに平成元年に入社し、現在は事故防止用車載レーダーの開発を担当。責任感が強く、職場でリーダーシップを発揮していた。

 □住所非公表、会社員、山上貴史さん(45) 富士通テンに平成元年に入社し設計を担当。同僚から「顔が広い上に行動力がある」と評価されていた。

 □加古川市、会社員、西嶋浩基さん(40) 友人らと自転車レースにたびたび出場。数年前までは競技用レーシングカートにも熱中していた。

 □加古川市、小学生、西嶋陸さん(10) 浩基さんの息子でソフトボールチームに所属。放課後や休日も練習に励んでいた努力家だった。将棋も得意だった。

 【奈良県】

 □王寺(おうじ)町、高校教諭、池田啓亮さん(32) 大阪教育大の気球部出身で、昨年には岩手県で開かれた大会で優勝。指導者の資格も持ち、今後の活躍を期待されていた。

 【広島県】

 □福山市、会社員、寄能(きのう)啓二さん(50) 家電量販店で営業を担当。休みのたびに登るほど山が好きだった。

 【愛媛県】

 □東温(とうおん)市、大学院生、森侑司さん(24) 愛媛大大学院理工学研究科に所属し、電気関係の技術者を目指していた。研究室のイベントにも積極的に参加していた。



▼産経記事後に確認された死者
55 長山照利さん、2014年10月4日
56
57
58 猪岡哲也さん、2015年8月1日
59
60
61
62
63

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