早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

火山れき落下モデルの修正



地獄谷から出た火砕流は、谷底を下っただけでなく剣ヶ峰にも向かったのだから、火砕流の上の噴煙は、火口からちょっとだけ下を中心にして、火砕流全域から立ち昇らせないといけない。ピンクで修正。

× 火砕流から(浮力で)上昇した噴煙が、火砕流から火山れきを連れ去って空高く上がった。(本文テキストにはこう書いてなかったが、図はそう見えた。)
○ 火砕流と同時に火口から上方向に飛び出した火山れきが、火砕流から(浮力で)上昇する噴煙に取り込まれて空高く上がった。

火口から飛び出した初速だけであれほどの数の火山れきが剣ヶ峰に降り注ぐのは無理だ。火砕流から(浮力で)立ち昇った噴煙が火山れきを高空まで引き上げたからこそ、あれだけの数のあれほどの大きさの火山れきが高速で剣ヶ峰に降り注いだ。前回のこの指摘は変わらない。

御嶽山2014年9月27日噴火で生産された
・火山岩塊は、ほとんどが地獄谷の中に留まった。1%が谷の外に弾道軌道を描いた。
・火山れきは、半分が火砕流の中に取り込まれ、半分が浮力噴煙で高空に達した。
・火山灰は、半分が火砕流となり、半分が噴煙上昇したあと風に流され広域に降った。

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