早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

荒船山と妙義山

荒船山1995.4.27調査

・クロボク/ローム/200m溶岩流/パラゴナイト/凝灰角礫岩がほぼ水平に重なる.卓状火山か? 似た溶岩は,北へ,物見山・八風山にもあり.南北の割れ目に沿って噴火したか? あるいは経塚山が出口か?
・溶岩流はガラス質.斜長石・輝石.柱状節理.一杯水から上が溶岩.一杯水でサンプリングした.
・パラゴナイトはうぐいす色シルト.正級化層理あり.豆石といえるものあり.
・凝灰角礫岩は,急冷縁をもった1m以下の溶岩角礫が火山灰基質のなかにういている.

・八風山の西から浅間がよくみえる.写真をとるのにいいポイントだ.

野村・小坂(1987群馬大学教養部紀要21:51-68)によると,荒船溶岩(普通輝石安山岩)は,本宿層に属し,900万年前のカリウム-アルゴン年代をもつ.中新世らしい.


1994.6.17調査
妙義山

・高温酸化して赤色になった石をはじめとする色とりどりの石.Tuff breccia
・軽石まじり
・急冷縁をもつ岩塊
・fallout,細粒層,ユニット境界,ほとんど水平(第二石門ふきんのクサリ場)
・降下軽石,褐色シルト(第四石門から中之岳神社に至る道)

野村・海老原(1991群馬大学教養部紀要25:109-117)によると,妙義山の二ケ所で採取された複輝石安山岩のカリウム-アルゴン年代は,4.77,4.66Maと測られている.鮮新世/中新世境界にちかい鮮新世である.

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する