早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

気象庁は噴火の定義を1年前に変更した

気象庁は、2005年5月に新しい噴火の記録基準を発表しました。それ以前は、桜島で高さ1000メートル以下の有色噴煙放出があっても、(奇妙なことに)それを噴火とは言いませんでしたが、それ以後は、有色噴煙の高さが1000メートルに達しなくても、噴火と記録することになりました。

今月4日以来すでに3回発表された桜島の火山情報は、この新しい規則をかろうじて守っています(ただし適切とはいえない。1号の文面に噴火の文字がない)。一方、地元でおこなわれている記者説明は古い基準に基づいてなされているようにみえます。マスメディアの報道は、調べた限りすべて、古い基準に基づいてなされています(報道例はすでに報告しました)。

1)噴火の記録基準が1年前に変更になった
2)従来の南岳火口とは別のところに噴火口が開いた
この二つの事実があるにもかかわらず、古い基準を使って記者説明した事実がもしあったなら、それは、お粗末ではすまない。

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