早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

私の本棚

「地震予知」の幻想: 地震学者たちが語る反省と限界「地震予知」の幻想: 地震学者たちが語る反省と限界
(2014/07/18)
黒沢 大陸

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地震予知の舞台裏を実名で赤裸々に書いている。ともすれば難解になりやすい専門的な話を噛み砕いてわかりやすく書いてある。地震専門家と読者の間を取り持つ新聞記者が科学コミュニケーションを実践した本だ。


火山のふもとで火山のふもとで
(2012/09/28)
松家 仁之

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麦小舎で手に取ってみて、おもしろそうだったから買って読みました。そのとき藤野さんとの会話:「え、小説ですか?」「そうですよ。フィクションです」
 中だるみがあったが、最初と最後はよい仕上がりだと思う。最後のところの、いきなりの時間変化やらなにやら、表現と描写が簡素すぎて読者の想像が追い付いていかないところがあったが。
 20世紀前半、1980年代、そしていま2010年代の北軽井沢の空気をよく書きあらわしたご当地物として楽しく読めた。青山の国立現代図書館て、どこのことだろか。

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大雪から7日目朝の前橋市内

2014年2月20日9時撮影。この雪は14日から15日にかけて降った。

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関越道を駒寄PAから出て上毛大橋を渡る。道路中央には雪がまだたくさん残っている。ここまで吉岡町。


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積雪深(cm)の時間変化

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2月14日バレンタインの夜に積もった雪は、平野にある都市では迅速に融けたが、気温が低い高地では融けずに居座っている。雪の被害が1日で終わったのは東京だけだ。草津・軽井沢・河口湖などの高地では春まで被害が続く。

▼観測点の標高(m)
 草津  1223
 河口湖 860
 軽井沢 999
 秩父   232
 甲府   273
 前橋   112
 東京    6
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私の年間目標

2014年(甲状腺検査の倫理、住民帰還)
2013年 リスク評価。被ばくによる健康リスクを科学で測る。
2012年 リスクコミュニケーション。講演会と地図印刷で、放射能汚染状況の実態とそれを避ける方法を知らせる。
2011年 リスク認知。とにかく被ばくを避ける。どこがどれだけ汚染されたかを地図にして示す。

西之島2013年噴火

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国土地理院の地図閲覧サービスを使って作図した。

▼2013年
11月20日1020、海上自衛隊が噴煙発見。1620海上保安庁が新島確認。スルツェイ式噴火でタフコーン形成。
11月22日1600、タフコーンの中腹を破って流れ出た溶岩確認。タフコーンの上にストロンボリ式噴火でスコリア丘をつくっている。
12月4日 マグマの噴出率は毎秒1トン程度。
12月25日 旧島と接合(朝日新聞社機)

▼ツイートまとめ
西之島2013年11月噴火
西之島噴火の撮影と試料採取の勧め
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弁当パックで火山の立体模型をつくろう

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作り方(jpgファイル)
下絵(pdfファイル)
・弁当パックは、福助工業TR-36Fが最適です。楽天市場で600枚で5134円。通常、8枚で立体模型がひとつつくれます。600枚だと75つくれますから、35人のクラスだとひとり2つつくれます。
弁当パック立体模型のページ

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第3回だらだら火山トーク:カルデラ破局噴火と富士山噴火

2013年6月23日@田町、石黒耀(作家、『死都日本』)、小山真人、井村隆介、早川由紀夫(司会)
ついぷら募集ページ

いままで私たち学者というのは論文を書いて世の中に出すしかなかった。時々テレビからお呼びがかかったり、新聞記者が取材に来てくれて自分の意見をタイムリーに出すとかできたけど、テレビに出ても向こうが用意したシナリオの中で僕らが役者を演じる状況だった。ボクらが独自に何かをプログラムして構成を考えて伝えるという時間がもらえなかった。
 これはテレビではないけれども、テレビに準じたメディアとして2時間半ももらえて「勝手にやっていい」「好きなことを言ってよい」と言われて、ボクたちにフリーハンドがもらえて、非常におもしろかったし、これはかなり画期的なことだと思う。
 インターネットが発達してこういうことを私たち自身でできるようになったのだから、もっと盛んにやって、もし国家的大事になったら学者はもっと出てきて、そして広報する、そういう国にしていきたいとボクは願っている。今日はその第1回目ができて、とても良かった。(2012年3月3日、渋谷

科研費実施状況2011年度報告書

基盤C、インターネットを活用した情報共有による新しい地学教育、早川由紀夫、180万円

概要
2011年3月11日に起こった東日本地震の結果、福島第一原発が重大な破損を受けて大量の放射能が大気中に出た。日本列島に広がったこの放射能の分布を、地方自治体や個人がインターネットに発表したシーベルト値を地図上にプロットして地図を作成してブログに発表した。最初の発表は4月だったが、その後も2、3か月ごとに改定を繰り返して、2012年3月には六訂版を公表した。公表されている風データや各地の毎時観測データも分析して放射能雲が移動した方向と日時もあきらかにした。焼却灰の汚染や雨どい下の汚染などもグーグルマップを利用して同じようにブログで公開した。各地の放射線量の独自測定もおこなって、GPSログと写真をエブリトレイルを利用して公開した。
 ただし新しい地図などの役に立つ地学情報をブログに置いても、そのままでは多くの人に伝わらない。努力して周知宣伝することが必要である。この目的のためにツイッターを利用した。私の努力は功を奏し、2012年3月時点で4万3000人がフォロワーとなって、私のツイートに耳を傾けてくれている。
 ツイッターで広報に努力したかいあって、私の放射能汚染地図は5月の『女性自身』を皮切りに、多数の雑誌・新聞・テレビで取り上げられた。国会の衆議院予算委員会でも、7月と9月の2回にわたって、代議士がパネルで地図を示して質問に利用した。
 3月3日に地震学者2人と(私を含む)火山学者2人による2時間半のおしゃべりをインターネットで生放送した。テーマは「首都圏直下地震と富士山噴火」だった。1000人以上が視聴し、たいへんわかりやくおもしろいと好評だった。来年度も同様の企画を試みたい。
 インターネットでの情報共有は有効であるが、やはり対面式の交流も捨てがたい。群馬大学において公開授業を3回おこなった。民間団体から招へいされて講演を7回おこなった。

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かざんくんグッズ

543513752.jpg 携帯ストラップ @tokabakichi

543513174.jpg のぼり旗 @tokabakichi

542999258.jpg 542993293.jpg サイコロ @cocoa_250mSv

large.png エコバッグ印刷用日本地図 @hugujo

ihyugamg.jpg 日向夏マーマレード @tokabakichi

002.jpg お買い物バッグ @tokabakichi

吾妻山の高温噴気

吾妻山(福島県) 2011年4月5日02時ころ



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0724.jpg 気象庁カメラ

0230と0236の画像に、噴気孔から赤いジェットが出ているのがたしかに写っている。高温の噴気が出たものとみられる。多量の固形物質が噴出した形跡は見られないから、これは噴火とは言わない。
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